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キッチンリフォームは50代・60代がおすすめ!快適で安心なキッチンづくりのポイント
みなさん、こんにちは。
リファイン和歌山北です。
50代・60代は、子どもの独立や定年退職などライフステージが大きく変化する年代です。ライフスタイルの変化に合わせ、老後も安心して快適に使い続けられるキッチンへリフォームを検討してみるのもよいでしょう。この記事では50代・60代で家のキッチンをリフォームするメリットやポイント、当社が実際に手がけた施工事例、リフォーム会社選びのポイントなどを紹介します。
50代・60代でキッチンをリフォームする3つのメリット
50代・60代でのキッチンリフォームをおすすめする理由は、以下の3つのメリットがあるからです。
1.老後も夫婦で安心して使えるキッチンを実現できる
50代・60代になり、老後をどのように過ごすか具体的に検討を始める方も多いことでしょう。今のうちにこだわりを詰め込んだ使いやすいキッチンにリフォームすれば、夫婦2人の「第二の人生」がより豊かで安心できるものになるはずです。
2.これから20年・30年使えるキッチンを実現できる
50代・60代はライフステージが大きく変化するとはいえ、長い人生においてはまだ道半ば。将来の加齢による身体機能や認知機能の低下に備え、今からリフォームすることで、この先20年・30年と快適に使えるキッチンを実現できるでしょう。
3.経済的・体力的に余裕があり実施しやすい
キッチンリフォームにはまとまった資金が必要です。老後は現役時代に比べると収入が大きく減る傾向にあるため、老後になってからのリフォームは経済的負担が重くなる可能性があります。資金の余裕がなくなり使いづらいキッチンを放置していると、体力面の厳しさから料理すること自体を苦痛に感じてしまうかもしれません。
経済的にも体力的にも余裕のある50代・60代のうちにキッチンリフォームを行い、万全の状態で老後を迎えるのがおすすめです。
50代・60代でキッチンをリフォームする際の3つのポイント
50代・60代のキッチンリフォームにはポイントがあります。次に紹介する3点を意識して、老後も安心・快適に使えるキッチンを実現しましょう。
1.ワークトライアングルを意識して効率的な動線にする
1つ目のポイントは、ワークトライアングルを意識したレイアウトで動線を効率化することです。
ワークトライアングルとは、調理作業に使うシンク・コンロ・冷蔵庫を結んでできる三角形の動線を指します。次の2点を意識したレイアウトにすると作業しやすいキッチンになるといわれています。
・ワークトライアングルをできるだけ三角形に近いキレイな形にする
・3つの辺の長さが合計3.6〜6mの範囲に収まるよう配置する
ワークトライアングルを意識すると調理を効率化できることから、共働き世帯や子育て世帯における家事負担軽減や時短を実現できるレイアウトとしてよく知られています。動線が効率的なキッチンはお年寄りにとっても便利で快適なもの。調理時間が短くなれば立ち作業の時間を短縮でき、動線が短くなれば足腰への負担を軽減できるでしょう。
50代・60代のキッチンリフォームでもワークトライアングルを意識し、負担の少ないキッチンを目指すことをおすすめします。
2.明るさ・バリアフリー・断熱性に配慮して安全性を高める
2つ目のポイントは、明るさ・バリアフリー・断熱性で安全なキッチンづくりを目指すことです。
包丁や火を取り扱うキッチンは危険の多い場所です。高齢になると目が見えづらくなるため、包丁を使う手元などにケガの危険性が高まります。リフォームの際は調理台を照らす照明を追加したり、日当たりのいい場所にキッチンを移したりして、十分な明るさを確保しましょう。
老後の使いやすさを考えるならバリアフリー化も外せないポイントです。足腰が弱まると長時間の立ち仕事が厳しくなるため、座った状態でも作業できるようシンクの下をオープンにするのがおすすめ。こうすれば車いすでも使いやすくなります。また、上部の吊り戸棚を自動昇降式にする、調理台を低くする、床材を滑りにくいものに変更するなどの対策も検討したいところです。
キッチンには換気扇や窓があるうえ、勝手口が設けられることも多く、冬は寒くなりやすい場所です。暖かなリビングから寒いキッチンに移動する際、気温差でヒートショックを引き起こすリスクがあります。キッチンでのヒートショック対策には、床暖房の設置や断熱窓への交換などのリフォームが有効です。
3.お手入れのしやすさも意識する
3つ目に意識したいのがお手入れのしやすさです。調理時の油はねやこぼした水の跡、水垢など何かと汚れがちなキッチン。どれだけ使い勝手が良くても、掃除が大変だと身体への負担が大きく、お手入れによるストレスも溜まります。
掃除のしやすいレンジフード、サッと拭き掃除ができるガラストップコンロ、汚れやキズがつきにくいエンボス加工の調理台やシンクなどを導入すると、日々の掃除がはかどり気持ち良く使えるでしょう。
50代・60代のおすすめキッチンリフォーム事例
ここでは、リファイン和歌山北が手がけたキッチンリフォームの事例を紹介します。こちらの家は築50年以上の実家を引き継いだもので、60代になったお客様が今後のことを考えてフルリノベーションした事例です。
以前は、設備やレイアウトの古さが目立つ時代を感じさせるキッチンでしたが、リフォームにより最新鋭の対面式キッチンに変更。システムキッチンはパナソニックのラクシーナを採用しています。コンロの背後に冷蔵庫があり、効率の良いワークトライアングルが実現しました。上部に吊り戸棚は設けず、背後に大容量のカップボードを設置することで、必要な機能を低い位置に集約できています。
ラクシーナの導入によりお手入れの手間がかからなくなったのも大きなポイント。シンクにはステンレス系の素材が用いられているため、着色汚れがつきにくく、日頃のお手入れもしやすくなっています。
掃除の面倒なレンジフードもプレートを年1回、ファンの清掃は10年に1回程度で良いという手軽さが魅力です。日常的にはプレートやレンジフードを拭き掃除するだけなので、高齢になり体力が落ちてもキッチンを常に綺麗に保てます。
動線・ものの取り出しやすさ・メンテナンスのしやすさを兼ね備えた、高齢者でも使いやすいキッチンに仕上がりました。
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事例:60代戸建フルリノベーション~間取り変更・水まわり篇~|和歌山市 S様邸
50代・60代のキッチンリフォームにおける会社選びのポイント
50代・60代のキッチンリフォームは、今後20年、30年と続く老後を見据える必要があります。安心・安全であることはもちろん、自分たちが希望する住まい像を叶えてくれるリフォーム会社に依頼することが重要です。そこで、リフォーム会社選びで意識したいポイントを3つ紹介します。
老後のライフプランを叶えてくれる会社かどうか見定める
理想とするキッチンリフォームは人によって異なります。例えば趣味の料理を極めたいなら設備にこだわったリフォーム、夫婦で調理の時間を楽しみたいなら2人でも使える広さを実現するリフォームといった具合です。
最新設備を導入して、新品同様のキッチンに生まれ変わらせることがリフォームの目的ではありません。自分たちが叶えたかったライフスタイルに適したキッチンを実現できて初めて、キッチンリフォームが成功したといえます。リフォーム会社選びの際は、自分たちが理想とする老後のライフプランに耳を傾け、希望に沿った提案をしてくれる会社かどうかを見定めましょう。
アフターサービスが充実しているかどうか確認する
アフターサービスの充実度もリフォーム会社選びの重要なポイントです。50代・60代を超えると、歳を取るごとに体力面・経済面で余裕がなくなっていくと予想されます。70代・80代になってから大規模な故障が発生しても、修理や再度のリフォームは難しいかもしれません。
老後も長く大切に使い続けるにはメンテナンスを継続的に実施し、キッチンにとって良い状態をできるだけ長く維持する必要があります。アフターサービスの充実しているリフォーム会社に依頼すれば、使用中のトラブルにも迅速に対処でき、こだわりのキッチンをより長く使い続けられるでしょう。
地元で50代・60代リフォームの施工実績が豊富か聞いてみる
50代・60代でのリフォームは特有の配慮を要するポイントが多く、経験や実績がクオリティに直結する場面も見られます。リフォーム会社を選ぶ際は、50代・60代をターゲットとしたリフォームを手がけた実績がたくさんあるか聞いてみるとよいでしょう。
また、地元密着型のリフォーム会社を選べば、地元を拠点とする担当者や職人との信頼関係を築くことが可能。今後住まいのメンテナンスやリフォームの依頼も気軽にできるようになって一石二鳥です。
まとめ
50代・60代は子どもの独立や定年退職など、ライフステージが大きく変化する人生の節目です。今後の老後の生活を見据えて、キッチンをリフォームするのにも最適な年代といえます。50代・60代のキッチンリフォームを成功させるにはリフォーム会社選びが重要です。自分たちの希望に耳を傾け、完成してからも寄り添ってくれる地元のリフォーム会社を選ぶとよいでしょう。
リファイン和歌山北は、和歌山市を中心に多くの住宅リフォームを手がける地元密着型のリフォーム会社です。和歌山市周辺でキッチンリフォームを検討しているなら、リファイン和歌山北へぜひお気軽にご相談ください。「PanasonicリフォームClub」の一員ならではの最新技術と豊富な事例をもとに、高い提案力でお客様の理想のキッチンを実現します。
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