60代戸建フルリノベーション～間取り変更・水まわり篇～｜和歌山市　S様邸

戸建フルリノベーションのメリット！狭かったお風呂が広々とした快適なお風呂に！

前回に引き続きフルリノベーションのご紹介、水まわり篇です。

もともと6畳のスペースにキッチンと洗面台が並んで設置してあり、その向かいには0，5畳ほどのトイレと1畳ほどのスペースに浴室がありました。お家の北側に配置されたキッチンは日中でも暗く、居間とは離れていたので食事が済んだあとは居間に移動をするという昔ながらのスタイルでした。

一つの空間で料理や食事、テレビを見ながらくつろぐことができるようにするためにキッチンの位置をかえ、建物の南側にあった和室ふた間をLDKにしました。

狭かったお風呂は1坪サイズが入るようにもともとキッチンがあった部屋の一部を利用し、脱衣所兼洗面所も洗濯機がおけるようにしました。以前は玄関のとなりにあった脱衣所と浴室を移動させたことで、玄関を広げることが可能になり、トイレもゆったりとしたスペースを確保しました。

キッチンはパナソニックのラクシーナ対面式、吊り戸はなしで圧迫感のないように腰壁を造作。お手持ちのカップボード２つと冷蔵庫はキッチンの後ろに配置し、動線的にも作業がしやすくなりました。浴室はパナソニックオフローラシリーズでスゴピカ保温浴槽のパールブラックとガラスタイルブラック柄のアクセントパネルでシックにまとめました。トイレは汲み取り式から浄化槽工事も同時に行い、全自動お掃除トイレアラウーノSを採用し、手洗い器は自動水性を取り付けています。浄化槽工事は和歌山市の補助制度を活用し、約60万円の補助金をもらってお得に工事をすることができました。

リノベ前は洗濯機は外に置いていたので洗濯の際いちいち外にでるのが手間でしたが、洗面所に洗濯機を置けるスペースを確保することで、毎日の家事がとってもしやすくなりました。

また納戸を設けることで、ストックヤードとして便利になりました。各部屋に大小さまざまな収納スペースを確保することは物の適材適所が実現し、お部屋内はスッキリ片付きますし生活も便利になりますね♪

今回のリノベーションは間取り変更をしていますが、基本的に既存の各部屋のカタチを利用していますので、柱を抜いたり、壁を壊すなどは必要最小限にしています。そうすることで外部や窓など別の工事に費用を充てられる場合もあるんです。また補助金を上手に利用することでお得なだけじゃなく、性能を上げるができるというメリットもあります。今回はサッシの入れ替えや設備の部分で30万円、浄化槽工事で約60万円の補助金を受けることができました。

お施主様のご希望を汲み取り、よりよいご提案ができるようにしっかりとお打合せを重ねることで、ご満足いただける仕上がりになったと思います。工期は屋根の葺き替え、外壁塗装も含め約2カ月でした。