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リフォーム事例

耐震・制震性能の向上で暮らしに安心を、補助金を活用して快適で住みよい家へ全面改装|和歌山市・N様邸

和歌山市・N様邸

Data

住宅形態:木造戸建て
工事面積:55㎡
工期:3ヶ月
工事費用の目安:1200万円
エリア:和歌山市

リフォームのきっかけは、全国で多発している地震への不安からでした。当初、他のリフォーム会社に耐震相談をされたそうですが、初回見積もりの後は相談やプランニングが全て有料になると言われ、これでは希望のリフォームが叶わないと感じ、他社を検討してカインドへお問合せいただきました。
検討資料請求後、1ヵ月ほどしてリフォーム相談のご連絡を受けました。耐震改修の大きな工事になるため、リフォーム会社選びに十分時間をかけていらっしゃったからです。口コミで女性担当者の久保が高評価を得ていたこと、そしてお母さま中心のリフォームで女性担当に安心感を覚えたことが決め手となり、カインドにご依頼いただきました。

N様のご要望は、地震に強く安心して暮らせる住まいにすることでした。さらにお話を聞いていくと、建物が歪んで窓や建具が開かない箇所がある、ベニヤ床の表面がはがれて波打ち見栄えが悪いなどのお悩みもありました。そこで、耐震性能だけでなく「今の暮らしに合わせて住みやすい家」へと全面的に家をリフォームすることに。耐震リフォーム補助金は申し込み枠が終了してしまっていましたが、子育てエコホーム支援事業などを活用することで、補助金を受けることができました。

◆Before・After

家全体の耐震改修を行うことで、心配だった耐震性が大きく向上し、安心して暮らせる家になりました。合わせて2階の寝室を1階へ移動し、古くなった水回りや外壁・屋根もリフォームすることで、生活も家事も快適に。将来もずっと暮らしやすい家になりました。

●耐震・制震を備えた安全設計

リフォームのきっかけである耐震改修では、長く安心して暮らせる住まいを目指しました。耐震性の向上だけでなく、繰り返しの揺れにも耐えられるよう、制震ダンパーを設置し、制震性もプラス。古くなった外壁と屋根もキレイにリフォームして、美しい外観に生まれ変わりました。

●リビング

和室から洋室へ変更し、暗い印象だったリビングが明るく居心地の良い空間になりました。白を基調に、抹茶色のアクセントクロスが落ち着いた雰囲気を演出します。全面改修により断熱材もしっかり補填したため、冬も温かく快適に過ごせます。

●キッチンダイニング

独立していたキッチンダイニングを、リビングとつなげて開放的なLDKに。床と天井を同じ素材にすることで、視覚的効果で空間がより広く見えます。下がり天井や壁を立ち上げて緩やかに空間を区切り、収納スペースも確保。元々あった窓を活かして採光を取ることで、明るいキッチンダイニングになりました。

●寝室

これから年齢を重ねても快適に生活できるように、2階にあった寝室を1階へ移動し、ワンフロアで生活できるようにしました。移動がとても楽になり、日々の生活も家事もグッと快適になりました。

●洗面スペース

古くなった洗面台を新調し、タオルや下着類を収納しておける棚を造作しました。建具も引き戸を採用することで、少ない力で楽に開閉できて便利です。

●浴室

機能性の高い最新のユニットバスで、お手入れが楽になり、家事負担が軽くなりました。冬場の寒さも軽減されて、バスタイムが楽しくなる浴室です。木目調のパネルで温かな雰囲気を演出しました。

●トイレ

和式の便座だけ洋式に取り替えて使っており、床がタイルで寒々とした雰囲気でした。空間全体を作り変えて使い勝手の良いトイレになりました。ニッチを活用した収納や、立ち上がりをサポートする手すりも完備しています。

●玄関

傷んでいた床を張り替え、LDKや水回りへも段差がなくスムーズに移動が可能なバリアフリー仕様に。見た目にも美しくなりました。

担当者よりメッセージ

担当者/
久保 佳子
部分的な改修ではなく1階全体のリフォームのため、耐震性、断熱性、メンテナンス性も含め総合的に考えてプラニングを行いました。限られたスペースの中でも、家事動線や収納の確保、生活のしやすさを優先しつつ、水回りの位置は大幅に変えず工事費用を抑える工夫もしました。工事中、図面上あるはずの筋交いがほとんど入っていないことが判明しましたが、適切な補強を施すことで、より安心して暮らせる住まいになりました。