施工例紹介

古民家リフォーム後のお風呂

古民家の浴室リフォーム~勾配天井篇~|和歌山市 A様邸

諦めないで!古民家でもできるお掃除も楽々なお風呂リフォーム

昔ながらの古民家を中古物件で購入された若いご夫婦。水回りは引っ越しの前にリフォームしたいとご依頼いただきました。

浴室はタイル貼りの在来浴室で大きな掃き出し窓がありました。前に住まわれていた方はきっとこまめにお掃除をされていたようで古さはあるものの、カビや汚れがあまり目立たなく状態は悪いわけではありませんでした。

システムバスにリフォームするために調査をすると、天井が斜めになっていて一番低いところに合わせると浴室内の天井高が1900㎜になってしまいます。浴室の部分には2Fが乗っていませんでしたので浴室の天井の勾配は下屋のカタチになっているというわけです。ですから天井をこれ以上あげるわけにはいきません。また床をさげると廊下との段差が大きくなってしまいますので、高さのとれる位置は標準で、低いところだけ勾配をつけるというオプションを利用して勾配天井のプランにしました。

洗い場部分の天井高は2000㎜確保できていますので、浴槽部分の天井が低くなっているのはさほど気にならず圧迫感もないので背の高い男性でも問題ありませんでした。

細かな部分ですが、通常のシステムバスは天井に換気扇と点検口がつきます。これらの取付位置は洗い場と浴槽の天井それぞれに取り付けるのですが、勾配天井部分はすぐ上に屋根を支える垂木があり隙間がほぼありません。今回は天井を現場加工で開口し、洗い場側に換気扇と点検口を取り付けました。点検口をあけても頭が入るスペースがなければ点検できませんから、メンテナンスのことも考えておくことが大切ですね。

掃き出し窓は小さな滑り出し窓に取替え、ウオールナットとブラックとグレーでシックな浴室が出来上がりました!小さいお子様がいらっしゃるご家族ですので滑りにくい床材でお手入れもラクラクなパナソニックのシステムバス、オフローラをご採用いただきました。

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