60代戸建フルリノベーション～間取り変更・内装篇～｜和歌山市　S様邸

戸建フルリノベーションで、家族や友人も集まる家になり、さらに人生が豊かに♪

築50年以上のご主人のご実家を引き継いだお施主様。お嫁に来てからほとんど手直しをせず暮らしてきました。一人暮らしになって、ご自身のお仕事も定年退職されたことから、これからの人生を暮らしやすくするためフルリノベーションをしたいとご相談を頂きました。

水回りの位置を大幅に変更し、８畳の和室2間をLDKにすることにしました。今までお家の一番奥にあった家族の大切なお仏壇は、コンパクトな和室を玄関横に作ったことで来客も迎えやすくなりました。

お施主様の高齢のお母様と一緒に暮らすことになってもいいように、LDKの隣には4.5畳の客室を一室作りました。当初はそのスペースもLDKにしたいとのご希望でしたが、お施主様が年齢を重ねて万が一階段の上り下りがしづらくなった時、１Fで生活が完結できるようにひと部屋作っておくことをご提案しました。それまでは客間、もしくはお母さまのお部屋としてもお使いいただけます。

サッシもすべて入れ替え断熱性の高いペアガラスを採用しています。南側に大きな掃き出し窓がありましたが、もう少し南からの日差しを取り込めるよう、1間の押入れをなくし、縦すべり窓を2か所増設しました。もともとお仏壇と押入れがあった壁にも新たに窓を設け、風通しのよいLDKに仕上がりました。

和室の畳を撤去した際、タンスを置いていた部分の湿気がひどく、畳の下の床板や根太の傷みもありましたので、LDKになる部屋の土台の木や根太もすべて新しいものに取り替え、床組の劣化の不安もなくなりました。LDKの天井も和室の天井材を撤去し、新たに下地から作り変えました。以前より天井高も高くなり、背の高い息子さんが帰って来られた際、鴨居やドア枠で頭を打つ心配もありません。

トイレや洗面、お風呂は近くし、4畳の納戸も設け、ローカにも小さ目なクローセット、階段下も無駄なく収納を作り、おひとりで暮らすには広すぎず、狭すぎないちょうどいいスペースのお家ができあがりました。

お引渡し後、同じ市内に住む娘さんやお孫さん、お母さまやお友達がよく遊びにくるようになったそうで、リノベ後の生活を楽しんでいらっしゃいます♪

毎日、この先もずっと生活を営むお家が暮らしやすくなると、人生にも楽しみが増えますね♪