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【2026年度】和歌山市のリフォーム補助金・助成金一覧|金額・申請期限・対象工事
和歌山市で2026年度(令和8年度)にリフォームへ使える公的な支援は、大きく分けて2系統。1つは和歌山市の補助金・助成金、もう1つは国の「住宅省エネ2026キャンペーン」です。
市の制度には、耐震改修と同時に行うリフォームの補助(上限20万円)、三世代の同居・近居を支援する三世代ファミリー助成金(上限30万円)、高齢者向けの住宅改造助成(最大40万円)などがあります。対象になる方や工事は、制度ごとに細かく決められています。
補助金は工事後に申請できないものもあるため、契約や着工の前に対象条件を確認しておく必要があります。
受付の期限も制度によって違い、市の耐震改修と同時に行うリフォームの補助は令和8年12月11日まで、合併処理浄化槽の設置補助は令和9年1月29日まで、国の住宅省エネ2026キャンペーンは遅くとも2026年12月31日までです。制度によっては、受付期間内でも予算の上限に達した時点で終了することがあります。
※制度の内容は2026年9月時点のものです。年度の途中で変わることがあるので、申請の前に最新の情報をご確認ください。
目次
和歌山市の補助金・助成金 早見表(2026年度)
| 制度名 | 対象になる工事・人 | 補助額・上限 | 受付期間 | 窓口 |
|---|---|---|---|---|
| 住宅耐震改修と同時に行うリフォームの補助 | 耐震改修工事とあわせて行うリフォーム(工事費10万円以上・市内業者と契約) | 工事費の1/2・上限20万円 | 令和8年4月17日〜12月11日 | 耐震・空家対策課(073-435-1091) |
| 三世代ファミリー助成金 | 市外から転入した子育て世帯が親世帯と同居・近居するためのリフォーム・住宅取得 | 費用の1/10・上限30万円 | 令和8年4月1日〜(予算の範囲内) | 市役所の子育て支援窓口 |
| 高齢者住宅改造助成事業 | 65歳以上・要支援/要介護認定などの方のバリアフリー改修 | 最大40万円(世帯の状況で異なる) | 着工前の申請が必須(詳細は公式参照) | 高齢者福祉の担当(073-435-1063) |
| 合併処理浄化槽設置補助 | くみ取り便槽・単独処理浄化槽から合併処理浄化槽への転換 | 5人槽で上限33.2万円〜(条件により増額) | 令和8年6月1日〜令和9年1月29日 | 浄化槽の担当(073-435-1067) |
| 水洗便所等改造資金助成 | くみ取り式トイレの水洗化(下水道への接続) | 助成金5万円/件+改造資金の貸付あっせん | 下水道の供用開始から1年以内など | 下水道の担当(073-435-1096) |
| 移住者空き家改修等補助金 | 県外からの転入者による空き家(空き家バンク登録物件)の改修 | 対象経費の2/3・改修は上限50万円 | 公式サイト参照 | 耐震・空家対策課(073-435-1091) |
| 省エネ家電買い替え促進事業補助金 | 省エネ性能の高いエアコン・冷蔵庫への買い替え | 令和7年度は経費の1/2・上限5万円 | 令和8年度の実施は確認中 | 環境政策課(073-435-1114) |
市の住まい関連の支援制度は、和歌山市公式の「暮らし・住まいに関する支援制度」ページに入口がまとまっています。窓・給湯器・断熱など国の補助はこのあとの「国の制度も併用を検討」で紹介します。
和歌山市の制度を詳しく
住宅耐震改修と同時に行うリフォームの補助(工事費の1/2・上限20万円)
和歌山市の住宅耐震改修事業のひとつで、耐震改修工事と同時に行うリフォーム工事費の2分の1(上限20万円・千円未満切り捨て)が補助されます。対象になるのは、リフォーム工事費の合計が10万円以上の場合。市内に本店または支店のある業者(市内に住所がある個人を含む)との契約が条件です。
外壁や水回りのリフォームをお考えで、なおかつ「築年数が古くて耐震性も心配」という場合は、耐震改修とセットで進めるとこの補助を使えることがあります。受付は令和8年4月17日から12月11日までです。

▼詳しくはこちら▼ 和歌山市 住宅耐震改修事業
三世代ファミリー助成金(同居・近居のためのリフォームに上限30万円)
市外から転入してきた子育て世帯(中学生以下の子ども、出産予定を含む)が、和歌山市に3年以上住んでいる親世帯と同居または近居(直線距離2km以内)するために行うリフォームや住宅取得が対象です。助成額は費用の10分の1で、上限30万円。受付は令和8年4月1日から始まっており、予算の範囲内で先着順です。
気をつけていただきたいのが、申請のタイミングです。リフォームの場合は「工事代金の支払日または転入日のいずれか遅い日から30日以内」に申請する決まりになっています。
工事が終わってから制度を知った、では間に合わないことがあります。契約の前に、窓口へ確認しておきましょう。

▼詳しくはこちら▼ 和歌山市 三世代ファミリー助成金
高齢者住宅改造助成事業(バリアフリー改修に最大40万円)
和歌山市にお住まいの65歳以上で、要支援・要介護の認定を受けており、市民税非課税世帯などの条件を満たす方が対象です。手すりの取り付け、段差の解消、浴室・トイレ・玄関・廊下の改修といったバリアフリー工事に使えます。
助成金の対象になる工事費は60万円が上限で、そこから介護保険の住宅改修費(上限20万円)を差し引いた額に、世帯の状況に応じた割合(生活保護世帯は全額、市民税非課税世帯は3分の2)を掛けた額が助成されます。差し引き後の対象額は最大40万円です。
この制度は、着工前の申請が必須です。工事を始めてからでは対象外になってしまいますので、ここはご注意ください。申請は、お住まいの地域を担当する地域包括支援センターを通じて行います。

▼詳しくはこちら▼ 和歌山市 高齢者住宅改造助成事業
トイレ・排水まわり:合併処理浄化槽の設置補助と水洗便所等改造資金助成
くみ取り便槽や単独処理浄化槽から合併処理浄化槽へ切り替える場合、5人槽で上限33.2万円の補助があります(6〜7人槽は41.1万円、8〜10人槽は51.9万円)。古くなった単独処理浄化槽からの転換では、所得などの条件により5人槽で上限55.8万円といった増額の区分もあります。
下水道の区域などは対象外で、賃貸物件も対象になりません。工事は令和8年4月1日以降に着工し、令和9年3月31日までに完了するものが対象。受付は令和8年6月1日から令和9年1月29日までです。

くみ取り式トイレを水洗化したい場合の制度の選び方は、和歌山市・岩出市・紀の川市でトイレの「汲み取り」をなくすにはで詳しく解説しています。
一方、下水道が使えるようになった区域では、くみ取り式トイレの水洗化(下水道への接続)に対して1件あたり5万円の助成金があります。対象は下水道の供用開始から1年以内に行う改造工事です。あわせて、改造資金の貸付あっせん(10万〜100万円・60か月以内の分割返済)と利子の助成も用意されています。
▼詳しくはこちら▼ 和歌山市 合併処理浄化槽設置補助・水洗便所等改造資金助成制度
移住者向け:空き家改修等補助金
和歌山県外から移り住む方が、空き家バンクに登録された物件を購入して改修する場合の補助です。対象経費の3分の2が補助され、改修工事は上限50万円、家財の処分は上限10万円。購入から1年以内に完了する工事が対象で、ご自身でのDIY工事は含まれません。
10年以上住み続ける意思があることなどが条件で、10年以内に売却や賃貸をした場合は返還が生じることがあります。条件が細かい制度ですので、当てはまりそうな方は公式ページで確認のうえ、窓口(耐震・空家対策課)へご相談ください。

▼詳しくはこちら▼ 和歌山市 移住者空き家改修等補助金
エアコン・冷蔵庫の買い替え補助(令和8年度の実施は確認中)
「せっかくだから家電も」という方も多いので、あわせて触れておきますね。和歌山市には、省エネ家電買い替え促進事業補助金があります。
令和8年度に実施されるかどうかは、2026年9月の時点ではまだ発表されていません。気になる方は環境政策課(073-435-1114)へお問い合わせください。分かり次第、この記事も更新します。制度の詳しい仕組みはエアコン・冷蔵庫の買い替え補助金の解説記事にまとめています。
▼詳しくはこちら▼ 和歌山市 省エネ家電買い替え促進事業補助金(令和7年度資料)
国の制度も併用を検討(住宅省エネ2026キャンペーン)
窓・給湯器・断熱のリフォームなら、国の「住宅省エネ2026キャンペーン」(国土交通省・経済産業省・環境省の3省連携)が使えることがあります。要点を表にまとめました。
| 事業名 | 対象になる工事 | 補助額・上限 | 申請期限 |
|---|---|---|---|
| 先進的窓リノベ2026事業 | ガラス交換・内窓設置・外窓交換・ドア交換 | 1戸あたり上限100万円(製品の性能・大きさ・建て方ごとの定額) | 交付申請は遅くとも2026年12月31日(予約は11月16日)まで。予算上限に達し次第終了 |
| 給湯省エネ2026事業 | エコキュートなど高効率給湯器への交換 | エコキュート7万円/台(性能加算で最大10万円)、ハイブリッド給湯機10万円/台〜、エネファーム17万円/台。電気温水器の撤去は2万円/台などの加算あり | 同上 |
| みらいエコ住宅2026事業(リフォーム) | 窓と躯体(床・壁・天井)の断熱改修を必須とする省エネリフォーム | 住宅の建築時期と改修後の性能により1戸あたり40万〜100万円 | 同上 |
いずれも、工事の着工が2025年11月28日以降のものが対象です。
2026年9月時点の予算の消化率は、公式サイトの表示で窓リノベが約21%、給湯省エネが約41%。年内はまだ動いていますが、どの事業も予算の上限に達し次第で終了します。ご検討中の方は、早めに動かれるのが確実です。
申請は、お客さまがご自分で行うのではなく、登録事業者(施工業者など)が手続きする仕組みになっています。業者選びの段階で「この補助金に対応していますか」と聞いておくと、そのあとがスムーズです。
各事業の細かい要件や和歌山県の制度も含めた全体像は、和歌山でリフォーム補助金をフル活用する完全ガイドで解説しています。
▼詳しくはこちら▼ 住宅省エネ2026キャンペーン・先進的窓リノベ2026事業・給湯省エネ2026事業・みらいエコ住宅2026事業
使うときの注意点
制度そのものは使えるのに、手続きの順番を間違えたために対象外になる例があります。
申請でつまずきやすいのは、次の4点です。
予算上限に達すると受付期間内でも終了します。 「12月まで受付のはず」と思っていても、途中で締め切られることがあります。
着工前の手続きが必要な制度があります。高齢者住宅改造助成は着工後の申請が対象外ですし、国の3事業にも着工日や契約に関する要件があります。工事の契約前に、使う制度を決めておくのが基本です。
市内業者との契約が条件の制度があります。耐震改修と同時に行うリフォームの補助がその例で、省エネ家電の補助も市内店舗での購入が条件でした。
制度の内容は年度ごとに変わります。この記事の情報は2026年9月3日時点のもので、金額や要件は必ず申請前に公式サイトでご確認ください。
申請の流れと相談先
申請の流れは、次のようになります。
1. 工事内容と世帯の状況から、利用できる可能性のある制度を確認する
2. 業者に見積りを依頼する(制度の条件に合う業者・登録事業者かどうかもここで確認)
3. 着工前に申請する(制度により申請者が本人の場合と業者の場合があります)
4. 工事を実施する
5. 実績報告などの手続きを経て補助金・助成金を受け取る
どの制度が使えるかは、工事の内容とご家庭の状況で変わります。申請の窓口も、市の制度は各担当課、国の事業は登録事業者と分かれています。無料のお見積りのときに、使えそうな制度もあわせてご案内します。実際に補助金を活用した工事の例は補助金を活用したリフォーム事例をご覧ください。

よくある質問
外壁塗装だけで使える和歌山市の助成金はありますか?
いまのところ、外壁塗装そのものを対象にした和歌山市の助成制度は見当たりません(2026年9月時点)。
ただし、耐震改修と同時に行う場合は「住宅耐震改修と同時に行うリフォームの補助」(上限20万円)の対象になる可能性があります。外壁の張り替えにあわせて断熱改修を行う場合も、国のみらいエコ住宅2026事業の対象工事に当てはまることがあります。工事の組み合わせ方で使える制度が変わりますので、お見積りの段階でご相談ください。
申請はいつまでですか?
制度ごとに違います。市の耐震改修と同時に行うリフォームの補助は令和8年12月11日まで、合併処理浄化槽の設置補助は令和9年1月29日まで、国の住宅省エネ2026キャンペーンは遅くとも2026年12月31日まで。ただし、いずれも予算の上限に達した時点で受付終了になりますので、期限より早く締め切られることがあります。
補助金と助成金は併用できますか?
対象になる工事が重ならなければ、併用できる場合があります。たとえば窓の断熱は国の窓リノベ、手すりの設置は市の高齢者住宅改造助成、といった組み合わせです。
一方で、同じ工事に国の補助を重ねて受けることは原則できません。介護保険の住宅改修費との調整がある制度もあります。組み合わせられるかどうかは制度ごとの判断になりますので、申請の前に各窓口か施工業者へ確認してください。
賃貸や中古住宅でも対象になりますか?
制度によります。合併処理浄化槽の設置補助は、賃貸物件は対象外です。一方、中古住宅の購入とあわせたリフォームでは、三世代ファミリー助成金(住宅取得も対象)や、県外からの移住なら空き家改修等補助金が当てはまる可能性があります。持ち家であることを前提にした制度が多いので、お住まいの形に合わせて個別に確認するのが確実です。
まとめ
2026年度に和歌山市でリフォームに使える制度は、市の補助金・助成金(耐震同時リフォーム・三世代ファミリー・高齢者住宅改造・浄化槽・水洗化・空き家改修)と、国の住宅省エネ2026キャンペーン(窓・給湯器・断熱)の2系統です。
金額の大きい国の事業は予算の消化が進んでおり、2026年9月時点で窓リノベが約21%、給湯省エネが約41%まで申請が入っています。市の制度にも受付期限があります。
補助金は「工事を決めてから探す」より、「使える制度を知ったうえで工事の内容と時期を決める」ほうが結果的に使える制度は増えます。着工前の申請が必要な制度が多いため、工事の内容と時期を決める段階で確認しておくことです。県全域や国の制度まで含めた全体像は和歌山のリフォーム補助金 完全ガイドでも紹介しています。
着工前に、対象になる制度を確認しておきましょう
高齢者住宅改造助成のように着工前の申請が必須の制度があり、工事を始めてからでは対象外になります。工事の内容と世帯の状況が分かれば、どの制度が対象になりそうかを着工前に確認できます。カインドは和歌山市に本社があるため、市内業者との契約が条件になる制度にも対応できます。
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有限会社カインド(和歌山市福島563・PanasonicリフォームClub会員/建設業許可 和歌山県知事許可(般-7)第14412号)
【監修者情報】
監修:森本 孝幸(有限会社カインド 代表取締役)/二級建築士・宅地建物取引士・建築物石綿含有建材調査者・愛犬家住宅コーディネーター。和歌山県内で25年以上、戸建て・マンションリフォームの現場に携わる。YouTube「カインドTV」でも、プロ目線で“失敗しないリフォームノウハウ”を発信中。





